わたしは昨年、パワハラとスランプによるうつ病で休職をしていました。
休職期間に入る直前の、毎日死にたいなどと思いつめながらもギリギリの状態で1日1日をやり過ごしていたことは今でも思い出してしまいます。
この時、休職することも視野に入れていましたがどのように休職に入るかを考えていました。
電話で連絡してもOKなのだろうか?
休職に入る流れを、自分の体験談も踏まえてお話しさせていただきます。
Contents
休職を電話で伝えるのはOK?休職願いをしたいときの体験談!
休職をする際は、本来なら診断書を持って直属の上司に「健康面の問題で相談があります」と声をかけ切り出します。
電話で伝えるのはマナー違反です。
しかし、個人的にはうつ病が限界にきてからの電話連絡というのは止むを得ないと思っています。
うつ病になる程頑張っていた場合だと、案外周りの人も見ていてくれるので理解してもらえるというのが実感です。
実際に、それまでにも周りで休職する人が多かったですが、うつ病の場合は1〜3日普通に病欠をして、その後上司からチームに
「●●さんはしばらくお休みになる」と伝えられたパターンが多かったです。
そろそろ会社に行けなくなるかもと思ったら
電話で休職を伝える場合は、突然になるので
「そろそろやばいな」
と思ったら、軽く身辺整理をしておくことをおすすめします。
引き出しのおやつなどを処分するなり持って帰るなりする。
また、わたしの場合はクリエイティブ職なので転職活動の際に必要なポートフォリオに使えるデータや、転職してからも使えそうな素材を持って帰ればよかったと後悔しています。
できれば、仕事のキリもよくしておくのが良いです。
わたしはこれらを全くしていなかったので、当時の自分には限界だと思ったら身辺整理しておけよ!と伝えたいです笑
まずは、普通に病欠
わたしは会社を休み始めた当日、体調的には体も動くしなんとか仕事には行けるかもといった感じでしたが、心の中では
「今日は会社に行けない」という気がしていました。
そろそろ支度をしないと遅刻してしまうという時間になっても動けず、チームのグループLINEに
「嘔吐と頭痛がひどいので休ませてください」ということと、
「●●日分の△△がまだ途中なのですみませんが引き継ぎお願いします。わたしのデスクトップにあります」
という旨を伝えました。
ちなみに、嘔吐やら頭痛やらは仮病です。
そして、始業時間10分前ぐらいにも会社宛に電話で
「体調不良で休みます」という旨を伝えました。
精神科へ行き診断書をもらう
そして、その日は休めることになり、わたしは軽い気持ちで「一応精神科にも行ってみようかな〜?」と、近所の精神科を検索して足を運びました。
精神科でなく心療内科でも構いませんが、心療内科とは、「内科」と付くように精神的なストレスが頭痛や目眩、不眠症など体に出てきた症状を診るところと定義されています。
いっぽう精神科は、「気分がだるい、鬱陶しい」など心に出てきた症状を診断、治療するところなので特に体に症状は出ていないけれど辛いといった場合には精神科を選んで受診をおすすめします。
精神科でわたしが話したことは、主にネットで「うつ病診断」をした際に当てはまった項目についてです。
自分の言葉で、実際にどんなことがあったのかを話しました。
- 本当に死ぬ気はさらさらないけど、頭の中で「死にたい死にたい」と繰り返している。
- 自分に価値が感じられない。
- 仕事がスランプで、以前1時間でできたことが3時間たってもできない。
- 何もなくても涙が出てくる。
- 毎朝憂鬱。
- 家事も適当になった。
- 好きだったおしゃれやメイクもやる気力がない。
などです。
仕事の愚痴を言えば良いということではないので注意です。
「上司が理不尽で厳しい」といった話を延々としても、先生だって
「会社で他に相談できる人に相談してみようね^^」としか言いようがありません。
自分の心や頭で起こっていること、どんな状態なのかを中心に話すようにしましょう。
そうして自分の症状を一通り話し終わると、先生には
「うつっぽいですね〜。仕事を続けながら治しますか?それとも会社を休んで直しますか?」
と訊かれました。
わたしは迷わず「休みたいです」と答えました。
すると、
「じゃあ診断書を書きますね」と。
この時、
「案外、診断書ってこんなすんなり出るんだなあ」
と思いました。
病院の先生にもよりますが、症状を話した上ですぐに休んだほうが良いと判断された場合には初診で診断書を発行してくれます。
休職するときの診断書のもらい方 初診のうつでもOK?夕方頃、上司に連絡
診断書をもらって帰ってきて、比較的上司が忙しくなさそうな夕方頃を狙って会社に電話をします。
上司に取り次いでもらい、
「病院に行ったところ、実は精神的なもので先生からも休んだほうが良いと言われました。
診断書も1ヶ月分書いてもらったのでしばらくお休みをいただきたいです。」
と弱々しい声で言ったところ、
「やっぱりそうだったんだね。
多分お休みはできると思うけど、私の一存では決められないから上に相談してからまた連絡するね。」
とのこと。
その後、上司からLINEで休職OKの連絡がきました。
「詳しい手続きなどは後日人事か総務から改めて連絡が来るのでそれに従ってください。
仕事のことは気にしなくないから、自分のことだけ考えてゆっくり休んでね」
といった内容でした。
みんな大変なのは一緒なのに、申し訳なくてボロボロ泣きました。
だけど申し訳ない気持ちはあっても、やっぱり限界でした。
休職を連絡してその後
電話で初日に連絡をしてからは、日ごとに連絡は特にしていません。
わたしが今までに見てきた休職者の方々も、特に日毎の連絡はしていないと思います。
まとめ
以上が、わたしが休職を開始したときの電話連絡の流れです。
本来なら突然休むのではなく直接相談の上休職に入るべきですが、パワハラによるうつ病の場合は会社に行くのも大変ですし止むを得ないと思っています。
忙しい職場だと、引き継ぎ期間の間に休職がうやむやになってそのまま働き続けることになったという話も聞きます。
電話で休職の連絡をするのは良いこととは言えませんが、もし電話で連絡せざるを得ない場合は上記の流れが参考になればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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