うつで休職中に転職活動をする場合は、基本的には休職していることは言わない方が無難です。
履歴書にも休職のことを書くとそれだけで受かるものも受からなくなってしまいます。
しかし、隠し事をしたまま採用され入社するというのも「気にしい」なうつ病持ちの人にとってはどこか心苦しいものです。
うつ病での休職歴を隠した状態で入社した場合、後でばれることがあるのか?
について今回は書かせていただきます。
転職で休職がばれることは源泉徴収である?
結論から言って、休職が絶対にバレないとは限りません。
そしてもしバレたら最悪の場合は自主退職を促されることになります。
嘘をつくような人を会社に置いておくのはリスキーだからです。
うつが再発して急に休まれたら会社としては大変です。
休職歴がバレる一番の要因としては『源泉徴収票』です。
あなたが年末調整までの年内に前職を退職した場合には、新しい職場から源泉徴収票の提出を求められます。
年末調整に必要だからです。
源泉徴収票には、賃金の金額が書かれているのでそれが休職期間の場合はゼロになっています。
もしかすると、それを見た年末調整担当者は「あれ?」と思うかもしれません。
在職しているのは確かな期間に給与を受け取っていないのは明らかにおかしいです。
が、しかし年末調整の作業を行うのは大抵経理担当の方で、忙しくてそこまで疑わないものです。
面接担当者イコール年末調整担当者でもない限り特別心配はないと考えてください。
もしも源泉徴収票を提出することでバレそうであれば、自分で確定申告を行うという手もあります。
うつ病で休職していたことは転職でばれる?
うつ病が寛解してから転職活動をして、上手いことうつ病や休職の経歴を言わずに面接に合格したとして、うつ病がバレるということはあるのでしょうか?
実際は、普通に元気に仕事をしていて自分から言わなければそうそうバレることはありません。
ただ、注意しないといけないことはうつの再発です。
一度うつの状態が良くなってお薬に頼らなくて良くなっても、働いているとうつ再発のリスクは十分にあります。
再発したとしても、過去の発症経歴がバレるわけではありませんが、同じ傷病で2度は傷病手当金を受け取れない(初回受給日から1年半はOK)ため、その確認によって過去によってバレることはあります。
うつが再発して、再度休職しないといけないほどの状態にならないよう自分をコントロールするようにしてください。
無理は絶対にしないように。
働きながらうつを治療する方法については、以下の記事にも書いています。
まとめ
普通にしていればうつ病で休職していたことは新しい職場でバレることはそうそうありませんが、絶対とは言い切れません。
源泉徴収票でバレる可能性は案外低いですが、安全策をとるならば自分で確定申告をするようにしましょう。
また、うつ病が再発して、再度休職することになればバレる可能性が高まります。
再発や悪化を予防できるよう、自分をいたわってコントロールしていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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