わたしは一昨年、うつ病により休職をしていました。
その間に転職活動をしていたときの体験談を、連載形式でお伝えしていっています。
今回の内容は、2社目を受けた後の結果通知、そしてその後のことも書いていきたいと思います。
▼▼転職活動を始めるきっかけ編▼▼
休職中に転職活動を始めるまでの体験談。うつ病の場合
▼▼1社目面接編▼▼
休職中の転職活動体験談!面接編 隠すかどうかなども書いてます。
▼▼1社目不採用通知が来たとき編▼▼
休職中の転職体験談!うつの場合の面接【結果編】
▼▼2社目面接編▼▼
休職中の転職活動体験談シリーズ!2社目の面接編
2社目選考結果連絡。
面接の1〜2日後ぐらいだったと思います。
電話で社長直々に電話が来ました。
「本当は採用したいけど大手を振って採用とは言えない。
適性検査のマークシートで▲が多いのが気になったというのと、
うつ病のはずなのに、うつ病に該当する項目が全部×になっているのはおかしい。」
とのことでした。
それに対してわたしは、以下のように答えました。
しあ
うつ病を見分ける項目に関してはわかったけれども、今は薬を飲んで通院はしているものの状態はかなりよくなっているためあえて×をつけました。
そこに関しては嘘はありません。
そう答えたことで社長も納得してくれたようでした。
▲項目が多かったことに関しては、適性検査からも劣等感の強い性格に見受けられたため今後はそういうところを直していってほしい、ということで採用の方向で話が進んでいきました。
あとは、今は社宅に住んでるとのことだけどどこに引っ越すのかとか、
待遇や休憩時間の話など……。
勤務開始希望日も聞かれて、引っ越しもあり余裕が欲しいので3ヶ月ほど先からの勤務開始で希望を出したところ了承をもらいました。
内定を貰ってから入社までの生活。
採用通知と同時ぐらいに、在籍していた会社からは休職期間満了通知書が届きました。
次が決まったから良いものの、かなり気が動転してしまっていました。
そのことも含め次の会社が決まったということを、
彼氏、親、そして1社目を受けたときにサポートしてくれた元上司にも報告しました。
送別会
内定を貰ってから1週間後ぐらいのタイミングで、
在籍中の会社で仲が良かった先輩からLINEが届きました。
内容は、
「現状はどう?
あのとき辛かったのを見ていたのに何もできずごめんなさい。
またランチでも行きましょう♪」
といった感じでした。
そして、今は元気で次も決まったことを返信すると、
気心知れた少人数のメンバーで送別会をしても良いかということを聞かれました。
呼びたいというメンバー候補に挙がった人たちが、
本当に大好きで、合わせる顔がないもののだけど会いたいと思う人ばかりだったので申し訳ない気持ちがありながらも断る理由もなくお願いすることにしました。
バックレ同然で急に休職してしまったわたしに送別会をしてくれるなんて、思ってもみませんでした。
本当にありがたい話です。
これも、7年かけてそれなりに真剣に働いてきた結果できた人間関係なのかと思います。
送別会の当日は、みんな「あのときしんどそうだったのに何もできなくてごめんね」と言ってくれました。
そんな優しい言葉をかけてもらった瞬間、思わず涙が溢れてしまいました。
「嫌なこと思い出させてごめん」
と謝られたのですが、そうじゃなくて
わたしのことを見ていてくれたことに対して、心が緩んで涙が出た感じです。
会の最後に、在籍していた会社の商品でニットワンピースをもらいました。
本当に素敵な仲間に恵まれたと思います。
今とは比べものにならないほど大変だったし、もう二度と戻りたくはないけれども大好きな会社でした。
退職そして引っ越しの手続きなど。
元は社宅に住んでいたため、退職に伴い新居探しをすることにしました。
過干渉な母親にはしつこく帰ってこいと言われましたがなんとか物件探しを進め、
母親と一緒に希望の物件を見にいったりもして納得してもらえました。
新しい物件に入居するということは、
社宅を出る手続きも発生します。
また、退職に伴う会社とのやりとりもありました。
それらの連絡は、会社のフェイスブックのメッセージで行なっていました。
(会社により電話や口頭、メールが良いなど様々なので注意です)
人事担当の主任さんと連絡を取って、私物をどうするかなど聞かれたりもしました。
処分してほしいと言ったけど、
結局持っていきたいと言われたきりどうなったかわかりません。
余談になりますが、聞いた話だとその主任さんももう退職してしまっているようです。
結構引っ越しはエネルギーもお金も使います。
うつの症状が良くなったタイミングで行なって良かったです。
なおかつ入社日も余裕を持って先にしていたのも良かったです。
普通ならば税金面で見ても中途半端な無職期間は作らない方が良いのですが、うつ病で寝たきりだった人間が大きな行動を起こすにはそれなりの余裕は必要だと思います。
とはいえ、無職期間ができることで健康保険の切り替えが面倒でした。
会社のアクションを待っていては色々と自分の首を絞めることになるのだと思いました。
病院の予約があるのに保険証がなく、10割負担で払わないといけなくなります。
後で返ってくるにしても建て替えるお金すらない状況です。
休職生活続けていると本当にお金がないんですよね……とほほ。
出社シミュレーション
入社の2週間ぐらい前から、入社後を想定した生活リズムにしていきました。
朝起きて弁当を作って乗らないといけない電車の時間から想定して家を出る。
適当に100円ローソンで買い物をして帰ってくるという生活。
社会復帰への緊張もありながらも、朝マンションの階段を駆け下りるという清々しい空気は
どこか懐かしいような新鮮なような、不思議な感じでした。
まとめ
わたしをうつ病と知った上で受け入れてくれる会社があり、
今もなんだかんだで不満を抱えながらも働いています。
こういうのが『縁があった』ということなのでしょうか……。
入社日までは余裕を持っていて良かったと思っています。
ただ、健康保険の切り替えがあったりとデメリットもあります。
次は入社後の日々についてを書いていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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