わたしは、以前パワハラによりうつ病で休職しました。
そして約半年間の休職期間を経て退職しました。
本来、退職の意志を伝える場合はまず直属の上司に直接伝えるのが当たり前ですが、
パワハラによる休職から退職する場合は話が違ってきます。
ただでさえうつ病で精神が弱っている時に退職の意志を直接伝えるのは難しいことです。
うつ病が悪化しかねません。
そんなときは例外としてメールで退職の意志を伝えることが会社によっては許されます。
今回は、
『もう退職を決めた!後悔はない!』という方に向けて
休職から退職する際のメール文章を中心に流れをお話していきたいと思います。
休職から退職する際のメール例文を紹介!
辞意を伝えるメールは、退職届ではありません。
退職届が必要な場合は別途、会社側の指示に従って郵送することになります。
メール文面は、以下のような感じです。
コピペで使っていただいても一部改変して使っていただいても大丈夫です。
休職をさせていただいております、○○です。
こんにちは。
現在お休みをいただいていますが、体調が思うように良くならず
これ以上在籍していながらもお休みをいただいているという状態が続くのも申し訳ないので、
医師とも相談の上、●月●日付けで退職をさせて頂きたく思います。
直接退職をお伝えすることができず申し訳ありません。
今まで本当にお世話になりました。
また、保険証や退職届は後日郵送させて頂いてもよろしいでしょうか。
〇〇課 △△
以上のような感じで大丈夫です。
とにかく、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちも含めて簡潔に書かれていればOKです。
メールの宛先は誰にする?
メールの宛先は会社によるし、パワハラの相手が誰だったかにもよります。
優先度としては、
人事担当者≧直属の上司>社長
になります。
わたしの場合、休職中に直属の上司は退職していたというのもあり退職手続きに関しては主に人事の課長さんと連絡を取っていました。
メールは誰か一人に送ればOKです。
ccで一括送信する必要はありません。
また、メールを送る相手と元々プライベートのメールやLINEでやり取りをしていたとしても、基本的には会社で取得されているメールアドレスに送るようにしましょう。
ただし、社内連絡にSNSやメッセージツールを使っている場合なおかつ相手の社内用メールアドレスがわからない場合なら別です。
わたしの場合は社内連絡にはフェイスブックのメッセージ機能を使っていたので、そこで退職手続きのやり取りも行なっていました。
引き止めにあったりしない?
わたしがかつて新卒で入社した会社で辞意を伝えた時には、
「部署を変わればどうだ?俺が上司じゃなくなったらどうだ?」
などと引き止められましたが、
休職中の人が辞めると伝える分には引き止められるというケースは少ないです。
会社にとっても、復職される方が大変だからです。
なので、引き止めを恐れず思い切ってメールを送ってみましょうね。
退職のメールを送った後の流れ
退職の意思を伝えるメールが会社側に届き、受理されたら退職手続きに入ります。
会社側の指示に従って保険証や借りていた備品(鍵など)を送るとともに、離職票や健康保険喪失証明書を送ってもらうよう依頼しましょう。
特に健康保険喪失証明書は退職予定日よりも前に、早めに依頼をしておきましょう。
退職後速やかに健康保険の切り替え手続きをしないと保険証がない状態になり大変なことになります。
また、わたしは保険証の返送をする際ににお菓子をゆうパックで送りました。
今までにみてきた休職から退職をした人でこういうお菓子を送ってくる人は少数派だったのですが、
わたしの場合はパワハラがあったものの長年お世話になって、多くなことを学ばせてもらった大好きな会社だったので感謝の気持ちを込めて簡単な手紙と一緒にお菓子を遅らせてもらいました。
本来なら直接会社に挨拶に行くべきですが、パワハラによるうつ病で休職したパターンなのであればやはりそれも難しいです。
ただでさえうつ病なのに、自分にパワハラをしてきた人や、自分のために尻拭いをしてくれている人たちに囲まれて頭を下げないといけないのはうつ病を悪化させかねないと思い、わたしは最後まで会社に出向くことなく退職しました。
会社によっては、一度会社に来いと言われる可能性もあります。
その場合は腹を括って出向くか、ダメ元でも断ってみるかになりますが……。
断ってみたとしても、どうしても会社に来いと言ってくる可能性はよほどブラックでないとありえないですけどね。
まとめ
休職からの退職の場合は、例外的にメールで伝えるというのも許される場合があります。
メールは簡潔に、退職の意思と申し訳ない気持ち、感謝の気持ちが伝わるように書けばOKです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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