休職期間中に退職の決意が固まった時、悩むことが直接退職願いを出しに出社した方が良いのか?という問題です。
一般的なビジネスマナーでは、退職を伝える際には直属の上司に口頭で伝えるのが当然です。
しかし、このマナーはうつで休職中にも当てはまるのでしょうか?
休職中に退職を伝える際は電話でもいい?
結論から言えば、うつで休職中の場合は電話で退職を伝えるのもやむを得ないのでOKです。
うつで休職していて、復帰できないほどですからパワハラにも苦しんだことでしょう。
会社に行けば苦手な上司もいます。
自分が抜けたせいで尻拭いをしてくれている同僚もいます。
こんな中に、久しぶりに飛び込むなんて下手をすればうつが悪化してしまうかもしれません。
なので、こういった場合は例外的に電話での退職の連絡が許されます。
電話で退職を伝える相手は?
通常であれば退職を最初に切り出すのは直属の上司になりますが、休職中の場合は状況により人事担当者、経営者、そして直属の上司のいずれかになります。
優先順としては
人事担当者>経営者>直属の上司
になりますが、会社や自分の状況によっても変わります。
わたしは退職の際には人事担当の課長さんとやりとりをしました。
電話をする時間帯に注意
せっかく勇気を振り絞って電話をかけるのですから、相手に業務上余裕がありそうな時間帯を狙うようにしましょう。
一般的に避けたほうが良い時間帯は、朝一番、昼休憩前後、終業時刻間際です。
他、この時間帯には会議がありそう、午前中は優先する業務がありそう……など、会社や人により時間帯ごとの仕事の流れは様々なので、できる限り余裕がありそうな時間帯を狙って電話をかけるようにしましょう。
なんと伝えたら良い?
こんにちは。
体調が思うように回復せず、このまま休み続けてもご迷惑をお掛けしてしまうので退職をさせていただきたいと思います。
本来直接お伝えしないといけないところを電話で申し訳ありません。
本当にお世話になりました。
皆さんにもよろしくお伝えください。
といった感じで伝えると良いです。
会話なので、上記と全く同じ流れというわけにはいかないかもしれませんが、参考にしてみてください。
休職中からの退職の申し出は、引き止めなどはなく案外すんなり了承されるケースが多いです。
落ち着いて話すようにしましょう。
欲しい書類もできれば伝えておく。
話の中で退職が了承されれば、その後保険証や退職届、備品などを送って欲しいなどの話になることもあります。
その中で、あなたが退職後に急ぎで必要とする書類、離職票や社会保険喪失証明書が早めに欲しいという旨も
伝えておきましょう。
また、その場でなく後ほどにメールなどでやりとりしても良いですが、退職金制度のある会社なら退職金がどうなるのか、声をかけておいた方が良いです。
わたしの場合は、こちらが声をかけてから会社が申請用紙を送ってきて、それに記入して郵送申請、1ヶ月ぐらいしてから振込があるという流れでした。
電話で退職を伝えた後の流れ
もしかしたら、私物の処分のため会社に来て欲しいと言われるかもしれないのでそこは覚悟しておきましょう。
「すみませんが私物は破棄お願いします。」と断ってみても良いです。
電話で退職を伝えた後は、保険証、退職届、会社の備品、名刺など会社に返却するものを郵便や宅配で送ります。
わたしはその際には会社の皆さんへの簡単な手紙と、個包装の焼き菓子も送りました。
参考 退職時に配るお菓子 実際に食べてみたランキング10選!自分磨き&ライフスタイルわたしが見てきた中では休職からの退職時に手紙やお菓子を会社に送るという人は少数派ですが、わたしの場合は皆さんに対しての感謝の気持ちをどうしても伝えてくて返却物と一緒に送りました。
まとめ
うつで休職していた状態から退職を伝える場合は、特別に電話での連絡も許されます。
人事担当者または経営者もしくは直属の上司に、感謝の気持ちも添えつつ伝えるようにしましょう。
案外引き止めもなくすんなり了承してくれるケースが多いので、気負わずにいきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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