うつを休職しないで治療できるのか?働きながら治すチャレンジ中!

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わたしは昨年、うつ病を発症し、その後休職に入り、休職期間満了により退職しました。
以下に体験談も書いています。

自然退職の場合傷病手当は? 休職期間満了の際の失業保険の手続きは?

それから、うつ病の症状も落ち着いてきて転職をしましたが、また最近再発をしています。

今回ばかりは傷病手当金も1年半を過ぎていて受給できないし、再発の原因も100%今の会社というわけではないので退職してフリーランスになる土台ができるまではなんとか踏ん張ろうとしています。

しかしその踏ん張るのもうつ病を抱えた状態では難しいです。

というわけで、精神科通いも再開させました。

今回は、現在進行形の体験談も合わせて仕事を続けながらうつ病を治療することに関して書いていきたいと思います。

追記
無事に症状が改善してきました!詳細は以下のリンクに書いています。
働きながらうつ病治療。休職せずに良くなってきた!

うつ病だけど休職できない。休職しないで治療中!

「働きながらうつ病を治す」という生活を始めて実感しているのは、当然ながら

  • 無理をしない。
  • できない自分を責めない。
  • 早く治そうと焦らない。
  • 計画的に積極的に休む。

以上のようなことが重要ということです。

うつ治療をする上で大事なことですが、会社にはなんとか行ける程度の症状だと何かと無理をしてしまいがちです。

休職している状態ならば会社のストレスからも身を守ることができるし、好きなだけ寝て、散歩して、娯楽にも時間を取ることができるので治癒も早いですが、仕事をしながら治療する場合はタダでさえ精神が弱っているのにも関わらず上司には怒られ、満員電車で揉まれ、自由な時間も取れず就寝の時間……という生活になりがちです。

とにかく守りに入ることです。

病院には通うこと

基本ですが、病院には通いましょう。

そういうわたしも再発してから最近までは、
「病院行ってもただ薬を処方されるだけだしなあ……。」
と思っていたのですが、その薬が重要です。

うつを治すための方法の王道は、とにかくストレスの元から離れて安静にすることと処方薬の服薬ですが、働いている状態だとストレスの元から離れて安静にすることは極めて困難です。
ましてやうつ病を抱えていると、些細なことでも傷ついたり悩みやすくなっています。
頼りにできるのは処方される薬だけなのです。

なので、先生の指示通りに病院には通い、処方された薬は容量用法通り服用しましょう。

先生の指示なく勝手に断薬もいけません。

うつ病の薬というのは効いている実感としてはいまいちわかりにくいですが、わたしは以前、勝手にやめてかなり症状が悪化しました。
どんなに元気な日が続いても、薬が処方されている限りは飲みましょう。

焦って治そうとしない

これはかなり自戒が入っていますが……
わたしは会社での仕事以外にも脱サラ準備としてブログ活動をしているので、
「夢のためだから頑張らなきゃ!」
「頑張りたいけどできない……」
「頑張れるためにうつを治さなきゃ!」

という思考にはまってしまいがちです。

休職している状態なら特別焦ってうつを治す必要性も薄いですが、仕事をしながらうつ病を抱えていると、意欲が出ず自己嫌悪に陥りがちなので、早く治そうと焦ってしまいます。

うつを治したいという気持ちは前向きで良いことに思われますが、前のめりになりすぎるとなぜか余計にしんどくなってしまいます。

仕事をしながら治療するのなら、普通に休職するよりも治りが遅くて当然です。

うつ病と上手く付き合いつつ、のんびり治していこうという気楽なスタンスでいくことです。

うつ病特有の鬱陶しい気分、不安な気持ちが湧き出て苦しくなったときには、とことん意識を下げるようにしています。
晩御飯はファミチキでもいいや、歯磨きは明日でもいいや、何もしていないけど寝てしまおう。
そんなだらしない自分を許すのです。

不安な感情や鬱陶しい気分の存在も許してあげましょう。
無理にポジティブな気持ちを奮い立たせてかき消そうとすると、経験上では余計に疲れてしまいます。

睡眠は十分にとる

わたしは、少し前にショートスリーパーの本を読んで短眠チャレンジをしていました。
とにかくブログにあてる時間が必要だったのです。

始めてから2〜3週間ぐらいは順調でした。

時間が増えて、ブログも色々書くことができて、朝にもゆとりができて充実していましたが、だんだん二度寝をしてしまうことが増えてきました。

わたしの読んだ本によると二度寝とは短眠の習慣化を妨げる最悪のルール違反で、ついつい二度寝をしてしまう自分を責めてしまったりしていました。

また、5時に起床しても憂鬱で無気力で、朝活なんてとんでもないような状態。
会社にいる間も希死念慮にとりつかれるようになってきました。

今は、メンタリストDAIGOさんが提案する睡眠方法をメインに取り入れています。
人は、睡眠のパターンが性格などにより4パターンに分かれていて

  • ライオン型…楽天的、現実的、クヨクヨしない性格。昼に能力が全開になる。
  • クマ型…親切でオープンな性格。朝から昼にかけて能力が全開になる。
  • オオカミ型…創造性が高いが気分屋。かなりの夜型。
  • イルカ型…知的。神経質。完璧主義。かなりの夜型で6時間程度の睡眠時間でOK

とのことで、わたしはオオカミ型に一番当てはまるかと思いました。

なぜなら、他の人は普通、昼食後に眠くなるものですが、わたしは基本的に午前中に眠く、調子が悪いのです。

早起きはできないこともないけど、午前中特に調子が悪い。

うつ病持ちの方は、夜型のオオカミ型やイルカ型の方が多いように思います。

それなのに無理に夜10時に寝て朝4時に起きるような生活をしなくても良いのでは?と思うようになりました。

わたしは現在、夜の0時頃に就寝して、6時〜7時頃に起床しています。

短眠の本では二度寝は厳禁ですが、今はギリギリまで二度寝してしまうこともあります。
休日は9時半ぐらいまで寝てしまうときもあるのです。

でも、それでもいいやと思っています。

以前は22時に就寝していた時期もあり全然プライベートの時間がない!
と思っていましたが、0時に就寝している現在では、帰ってきてからアニメを見たりブログを書いたりする時間の余裕ができました。

うつ病持ちの場合は、ちょっとぐらい夜型でもいいんじゃないかなと思います。

あとは、寝られる限界までたっぷり睡眠を取ることです。

仮眠もできる状況なら積極的にとっています。

まとめ

とにかく無理をしない。
やりすぎぐらいに自分を甘やかす。

これがわたしがやっている、働きながらうつを治す方法の基本です。
逆に多少でも無理をしてしまうと悪化します。

夢があるのにこんな状態で生きづらいなと思いますが、病院に通いつつ気長に治していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

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