わたしは、一昨年うつ病で休職をしていました。
その間に転職活動をしていたときの体験談を連載形式で書いていっています。
今回は、1社目に落ちてから2社目を受けたときのエピソードです。
▼▼転職活動を始めるきっかけ編はこちら▼▼
休職中に転職活動を始めるまでの体験談。うつ病の場合
▼▼1社目面接編はこちら▼▼
休職中の転職活動体験談!面接編 隠すかどうかなども書いてます。
▼▼1社目不採用通知が来たとき編はこちら▼▼
休職中の転職体験談!うつの場合の面接【結果編】
2社目への応募
1社目の選考に落ちた翌日ぐらいにまた次の会社に応募をしました。
その時の転職サイトは、『楽天仕事紹介』
同業の仕事を探すにはやりやすかったです。
しかも当時の期間限定ですが、採用が決まってしばらく在籍していれば楽天ポイント1000ポイントが貰えるというキャンペーンもやっていました。
そして、応募した翌日ぐらいにはすぐに返信が来ました。
日程もスムーズに決まりました。
2社目面接に向けての準備
前回の面接の際に職務経歴書やポートフォリオ、履歴書もイラレデータで作っていたのでこのときは楽でした。
志望動機を変えたり、ポートフォリオを増刷するぐらいの準備でOK。
あとは応募先の会社の洋服も購入しました。
会社の面接に着ていけそうな、トレンド感もありジャケットに合いそうなワイドパンツです。
インナーも新たにGUで購入。
アパレルなのでスーツではなくトレンド感もありつつきちんと感もあるコーデにしました。
いざ、応募先の会社へ
面接当日。
1社目を受けたときよりかはそんなに緊張していなかったように思います。
早めに着きすぎてしまったので、会社の位置を確認してから最寄りのカフェでサンドイッチを食べて行きました。
会社の印象は、当時在籍していた会社の数年前のようなイメージ。
発展途上のような感じです。
ここなら受かるだろうという思いが心のどこかにありました。
小さな商談室に通された後、カジュアルな服装のおじさんが入ってきました。
この人が社長さんです。
面接内容について。
面接の質問で印象的だったのは、
同業では当時在籍していた職場の方が知名度も売り上げもあるのにも関わらず、なぜわざわざ規模の小さい当社に転職しようとしているのかということ。
そのときわたしは前もって考えておいた、当たり障りのない回答をしました。
けれどもども他に本質的な理由があると見抜かれ
「本当の理由は何や?」と突っ込まれてしまったのです。
そのとき、本当はパワハラでうつになり、休職していることを正直に言いました。
涙を必死にこらえてたけどこらえきれていませんでした。
そうしたら、社長さんは
「やっぱりな、そういうことだと思ったよ。」と。
社長さんもかつてうつ病を経験したことがあるとのことだったのです。
そして、
「うちの会社はのんびりしてるからうつも治るよ。」と。
今までの人生で何回も面接を受けてきて、今回の社長さんは一番人間味のある人だと思いました。
この会社で働けたらいいなあと思えた瞬間でした。
実技試験
次に、わたしの志望する部署のリーダーの若い女性が入ってきて、実技試験になりました。
内容は簡単。
見本の画像を見せられて、この画像を再現してほしいということ。
あとは、商品の色に画像の色も合わせてほしいといった内容です。
制限時間いっぱいいっぱいまで焦りながらもなんとか作業完了。
この時の実技作品に関しては特にフィードバックも何もありませんでした。
リーダーの方とは、ちょっとした雑談もしました。
あまり面接って感じの時間ではなかったかも笑
適性検査
そしてまた面接担当が社長さんに代わり、次はマークシート式の性格診断になりました。
こちらのシートには『人と話すのが好きだ』みたいな項目がいくつもあり、
当てはまるか当てはまらないか、どちらでもないかを塗りつぶしていくタイプのものです。
これをやると、うつ病かどうかもわかってしまうけど
今回は特別にそこはスルーするので、正直に記入をしてねとのことでした。
マークシートが一通り埋まってから社長さんに渡すと、一言
「▲(どちらとも言えない)が多いなあ……。」とのこと。
確かに、自分がコンプレックスに感じるところはぼやかして記入してしまったように思います。
仕事上のコンプレックスに関する質問
この適性検査でもやっとした部分が社長さんにもあったのでしょう。
「自分の思う短所は何?と聞くと当たり障りのない答えになるから聞き方を変えよう。
自分の、ここだけはどうしても直したい!という部分はどこ?」
という質問をされました。
そこでわたしは、黙り込んで色々と悩んだ末に
自分にはリーダーシップが足りていないということを答えました。
どういうことなのか深掘りされて、
つい人を頼らずに自分一人で仕事を抱え込みキャパオーバーしてしまうことがあるということなどを言いました。
すると社長さんは、
「そう、あなたに足りないと思っていたのはそういうところ。
もっと人を信じて頼るといいんじゃないの。」とのこと。
メンタリストばりに人の本質を見抜く人なのかも……と思ったのでした。
社長夫人登場
そして、部屋には社長の奥さんも入ってきました。
彼女はいわば店長でありクリエイティブディレクターという立場。
明るい雰囲気の女性で、わたしのポートフォリオを見ては
『この商品知ってる!よく売れているやつだよね。』
など気さくに話してくださいました。
そして、社長から奥さんにはわたしがうつで休職している旨の説明も。
その時も少し涙ぐんでしまいました。
そうこうするうちに面接は終了。
最後は奥さんに玄関口まで見送ってもらいました。
まとめ
今回の面接では、良くも悪く素を出してしまったものの好感触といった感じでした。
双方気に入った感じでした。
社長さんもうつ病経験者というのには少し心が救われました。
とはいえ結果連絡までは気が抜けません。
結果の通知以降はまた次回の記事に書いていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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